ちょっと前になりますが、これまでの事をまとめておきます。
今回の旅では、初めての中国系の航空会社を使った。
その名も、「中国東方航空」・・・。
1年オープンのチケットを探していて、いろいろ検討した結果、コストパフォーマンスに引かれてこの航空会社に決めたけど、やっぱりどこか不安・・・。
なんせ、ウェブで「中国東方航空」の評判を調べると、なんだか・・・というか想像通りあまり話は出てこない。でも、安全面に関しては、中国は対外国に飛ばす飛行機は、あまり変なことができない(オリンピックも控えているので)らしく、まだましな航空機を使っているらしい・・・。(中国の国内線はひどいらしい・・・)
サービスなんかには、はなから期待なんかしていないので、(欧米系でもサービス悪いところは悪いしね)値段のことを考えれば目をつぶれないでもないかな?と思い思い切って予約してみた。
そして、いざ出発の日。
小耳に挟んだうわさでは、中国はトランジットの仕方がちょっとかわっているらしく、そのことをチェックインカウンターで聞くと、いや普通に問題ないと思うと言うようなことを言われたので、とりあえずトランジットの上海へ行くことに。
そして中国について、いざトランジットをしようと思ったら、なんだかイミグレーションに通された。
??イミグレーション??いや、トランジットしたいだけなんですけど・・・?と思いながらも、入国管理カードを書かされて、とりあえず入国して、トランジットカウンターを探すことに。そして、ちょっと英語のわかりそうな中国人の空港職員をつかまえて、
「トランジットしたいんだけど?」
「じゃあ、いったん外に出て、チェックインカウンターでチェックインしろ」
ていわれて??な感じになっていると、いきなり到着ロビーに放り出された。
?と思いながらも、とりあえずチェックインカウンターを探して、もう一度チェックインしようとしたら、
「チェックインカウンターが開くのはあと3時間後だから、3時間後にもう一度来い」
っというような事をいわれた。
ここで、やっと中国のトランジットの仕組みを理解。
中国ではトランジットはちょっとしたストップオーバーのような形になるらしい。つまり
トランジット = 一度中国に入国 →ちょっとした滞在(ショート・ストップオーバー) → 再出国
っということらしい。(最初にチェックインカウンターで預けた荷物は直接ドイツまで行くらしく、それはとる必要がなかった。)
でもそうなると、一般中国人がたくさんいる普通の待合ロビーで待たなければならず、一般的なトランジットの時のような空港のセキュリティーゲート内で行われるトランジットとは安全性の面で雲泥の差が・・・。
仕方なく、チェックインカウンターがオープンするまで出発ロビーで(セキュリティーゲート外で)待つことに。でもまだだいぶ時間があったので、とりあえず空港内を探検してみた。
外に出てみて周りを見渡してみると、意外と警官が多くて、治安はだいぶまし?な感じがした。これも、オリンピックがあるから? それと、8年前に中国を旅行したときよりも、中国の人の服装というか、身なりが良くなっている気がした。やっぱり、中国の経済的発展はすごいらしい。というか空港に来て飛行機に乗る人たちは上流階級のひとたちだからだったのか?
なんだかんだで、普通にトランジットを終えていざドイツに向けて飛行機に乗り込む。
中国東方航空は今まで乗った、どの飛行機会社とも違って機内のサービスが変わっている。
今まで乗った飛行機では、だいたいヘッドホンが配られて、ハリウッド系の映画や音楽番組なんかがながされて・・・って感じだと思う。
でも、中国東方航空はヘッドホンはあったけど、普通にモニターからも音がでてたし、上映される映画やドラマはすべて中国のもの・・・。おまけに着陸1時間前にはCA達がインストラクションして、リラックス体操の時間まで!! 誰が、こんな体操するねん!!って思ってたら中国人乗客はほぼ全員体操してた・・・。
サービスの面でも、こちらは完全に中国人だと思われているらしく、何度「Chicken,Please」といっても??見たいな顔をされて、中国語でまくし立てられる始末・・・。「我是日本人。」という片言の中国語でいっても、「お前中国語がはなせるのか?(多分そんな感じだと思う・・・想像です)」といわれまた中国語で対応してくる。でも、まあそれは予想通りというか、サービスには期待していなかったので想定の範囲内のことだった。
それ以外のことは、特に問題はなく無事ドイツに到着。
しかも、定刻で到着してくれたもんだから、遅れることを想定してチケットを買ってあったドイツの電車を7時間も待つことに・・・。
まあ、普通あまり経験できない面白い経験ができてよかった?ってことにしときましょう。
2008-05-02
中国でのトランジット
Contributor :
EGO ROCK
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2 件のコメント:
中国東方航空ですか・・・
それほど悪い噂は聞いていませんでしたが、
乗り継ぎがそんなに面倒だとは知りませんでした。
勉強になりました~。
そうなんですわ。
中国東方航空はまあ、値段が安いからありって言えばありやね。
でも、中国のトランジットはちょっと嫌かも・・・。ちゃんと、セキュリティーゲート内でトランジットしたいものです・・・。
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