2008-05-05

不親切な人達

前に書いたときちょこっと触れましたが、今日は不親切な人たちのお話です。

そう、それは不動産屋とのやり取り。(結局借りれなかったのだけど・・・。)
この、不動産屋の人たちは本当に不親切だった。

まず、Tさんの今の部屋に次僕が入る、ということを伝えに不動産屋に行った時のこと。
Tさんから、不動産屋で預金残高証明書が必要になると聞いていたので、それをもって一緒にTさんと不動産屋へ。部屋に通されて、いざ契約の話をし始めると、まずいわれたのが、

「この残高証明書はYENだから、ユーロにするといくらになるかわからない。」

いやいや、大体のレートみて、電卓一回たたけば終わりでしょ?って思って、それをTさんがドイツ語で言ってくれたが、返ってきた言葉は

「それは、正式ではないし私はわからない。なんなら、日本大使館に行って、ユーロに換算してもらって、その上に大使館の判子をもらって来い。それならば認めてやる。」

というような事をいわれた。(Tさんが通訳してくれた)
Tさんが契約したときはそこまで、言われなかったらしいし、対応してくれる人にもよるらしいので、ここでこの姉ちゃんに粘ってみてもらちがあかないようなので、とりあえず日本大使館に行ってみることに。

日本大使館にいって、不動産屋でのやり取りを話し、ユーロに換算してくれと頼んでみると、大使館ではそんなことできませんとのこと・・・。ただ、電卓で、その日のレートで計算するだけやん!!それくらい助けてよ!!っと思いながらも、所詮はお役所仕事。はなからあまり期待はしてなかったけど・・・。

結局、いろいろ考えた結果、次の日に自分でその日のレートをインターネットで調べて、それで換算した紙をつくってもって行くことに。それもTさんいわく、英語がしゃべれるならドイツ語をしゃべれるTさんと一緒に行くより、一人で行った方が向こうも、めんどくさがって認めてくれるかも・・・ってことで、一人で不動産屋に行くことに。


次の日、かなり緊張しながら一人で不動産屋へ。受付のおばちゃんに片言のドイツ語で「今日は部屋を借りたくて来ました」っていったとき、緊張で声が裏返ってしまって、ちょっと笑われたのでそこで、まず緊張は少しほぐれた。

そして、いざ戦いの時。

相手は昨日と同じ、融通の利かない意地悪姉ちゃん。

「昨日、日本大使館に行ったけど、残高の換算はできないって言われた。だから、今日のユーロのレートで換算したものを持ってきたから、とりあえずみてくれ。」

緊張しながらも、英語で伝えたら、隣の席の兄ちゃんとなにやらドイツ語で話しをして、帰ってきた返事は

「とりあえず、あんたの残高はわかった。でも、あんたの残高じゃこの部屋を貸すことはできない。」

「いやいや、結構な残高ありすよ?これだけの額があれば2年借りれるやん。それに、ワーホリビザやから働けるし、収入もある程度は入ってくるよ?」

「いや!これを12ヶ月で割ると、OOユーロだから、1年でも十分じゃない!これじゃ貸せない!」

「それなら、とりあえず6ヶ月貸してよ!それなら、十分足りるでしょ?」

「いやいや、1年以上じゃないと駄目。どうしても借りたいなら、ドイツの銀行に十分な残高を持った保証人をたてろ。それなら貸してやる。」

「・・・つい最近、単身ドイツに来た人間にそんな人がいると思うか?もうええわ。」

っとなって、交渉決裂。途中からなんだか悲しくなってきて、腹が立つとかを通り越してあきれてしまった。前日のTさんの話では、これだけの残高があればまず問題ないと思うと言われてただけに、なんだか本当に、悔しいというか残念と言うか、なんにせよやりきれない気持ちになった。

でも、こんなことでいちいちヘコんでたら、この先もっと大変なこともあるだろうし、とりあえず気持ちを切り替えて、次の部屋を探すことに決めた。

ただ、Tさんは自分に部屋を引き継ぐために準備もされてただろうから、Tさんには本当に迷惑をかけてしまった・・・。それだけが心残り

0 件のコメント: