2008-10-24

コウヨウ

もうすっかり、冬の気配が漂う今日この頃。木々の葉はもうほとんど散り、街の雰囲気もすっかり冬になりました。

日本では、そろそろ紅葉の季節のようですが、こっちはもう過ぎ行く秋を惜しむ感じで先々週友達と紅葉見物に行ってきました。 (このブログを書いてる段階ではほとんど紅葉は終了した感がありますが・・・)

日本の紅葉もキレイですが、こちらの紅葉もなかなかのもの。大きな都市でも、車や電車で少し行けばもう大自然なので、手軽に遊びにいけてしかも広大。

みんなで、ビール片手に森の中を散策していると、なにやら怪しげなキノコがたくさん。 イカニモ毒キノコって感じの毒々しいキノコから、これなら食えんじゃね?ってきなものまで。そのなかでも、スーパーマリオに出てくるキノコって、実際の世界ならこれだろう!って思うキノコを発見したので、とりあえず載せときます。この2つのキノコを組み合わせれば完璧なスーパーマリオキノコ・・・。













そんなくだらないことを考えながらも、ビール片手に紅葉を楽しみつつ、秋の一日が終わっていったのでした。

タイトル:ビールと湖と私・・・?
正直水がすごく冷たくて、泣きそうになりましたがノリで湖に・・・。泳がんかっただけましか・・・。

下の写真は、とある建築を見に行ったとき、コンクリート打放しの壁にくっついていた、ツタのような葉の紅葉。日陰部分だったので、真っ赤というよりピンク気味ですごくキレイだったので、なんとなく載せときます。

2008-10-15

イン・イタリア

ベルリンで知り合ったイタリア人の友達に、ぜひ一度遊びにおいでと誘われたので、のこのこと遊びに行って来ました。

その友人が住んでいるのは、南イタリアのReggio di Calabriaという町で、少し前にサッカー選手の中村俊輔が所属していたRegginaがある街です。

Reggio di Calabriaでの滞在は、招待してくれた友人宅に丸々一週間ほどお世話になり、特にどこに行くでもなく友人の地元の友達たちとひたすら遊ぶ毎日。

Reggio di Calabriaはシチリア島の目の前で、特に大都市という感じではないので、そんなに娯楽施設があるとかいう感じではないですが、毎日みんなで街をぶらぶらしたり、ごはんを食べに行ったり、ボーリングをしにいったり、ディスコ(クラブというよりディスコというほうがふさわしい感じ)にいって騒いだり、特に観光をしたとかそんな感じではないんですが、本当に楽しい時間を過ごせました。

何より嬉しかったのがみんなすごく親切だったこと。「イタリア人は人なつっこすぎて常にいるとちょっと疲れる」とか「距離感が近すぎてちょっと無理」とかいったことをよく聞きますが、基本的に彼らは好奇心旺盛で、人なつっこい性格なだけだと思います。その距離感が苦手な人はきついとは思いますが、僕の場合は特に嫌とは思わなかったし、招待してくれた友達が地元の子なので、よけいにそうなのかもしれませんが、本当にみんな親切でいいやつばかり。(でも確かに距離感はかなり近い!!男同士でも、ほっぺにチュの挨拶をするのは最初ちょっと驚いた・・・。)

そんななかでも、泊めてくれた友達のパパとマンマのやさしさには、ふっと日本の両親を思い出したりして、なんだか特別な居心地のよさがありました。Reggio di Calabriaを離れるときには電車の中で食べなさいっと言うことでお弁当やお土産をたくさんくれて、電車の中でお弁当を食べたとき、いままで親切にしてもらった事などが、一気に想い出されてして、なんだか思いっきり泣けてきました。あの味は一生忘れません。

ただ、心残りは、基本的にみんなイタリア語しか話せないので自分がもっとイタリア語を勉強してから行けばよかったとおもった事。招待してくれた友人とはドイツ語で話してましたが、常に通訳してもらうわけにもいかなかったので・・・。そして、色々お世話になったのに、何もお礼ができなかった事。でもまた、来いといってくれていたので、次いく時にはもう少しちゃんとイタリア語ができるよう勉強して、なにかお礼をしたいと強く思ったのでした。

山の上からのReggio di Calabriaの街。奥に見えるのはシチリア島。










Reggina VS AC Milanの試合も見れました。小さいですが真ん中の左から3人目はロナウジーニョです。

ちなみに一番上の写真は帰りによったローマ(ヴァチカン)のサンピエトロ大聖堂

2008-10-10

オクトーバーフェスト


しばらく、ブログの更新をしていませんでしたが、先日世界最大のビール祭り”オクトーバーフェスト”に行って来ました。

去年、一昨年とミュンヘンを訪れていたにもかかわらず、結局行けなかったオクトーバーフェスト。ある友人からは、せっかくミュンヘンに来てるのに、オクトーバーフェストを体験してないなんて・・・。とあきれられていたので、今年こそ!っと思いいってきましたが、これがまたすごい。

「仮設のテントでビールを飲むらしい」ということはしっていたものの、そのテントの規模がメチャメチャ大きく、内装なんかもかなり凝っている。さらにたくさん点在していて、どこで飲めばいいのやら。しかも、テント内の席はほとんど予約席で、ほぼみんな団体。一人できてしまった自分は、どこで飲もうかと考えつつとりあえず適当なビールメーカーのテントの外でマスジョッキを注文。(1リットルのジョッキ。これがオクトーバーフェストの標準サイズ!)このビールがまた激ウマ!!普段そんなに大量のビールは飲まない自分でもすぐに飲んでしまって、即効2杯目注文。

でも、やっぱりせっかく来たのだからテントの中で飲みたいと思ってビール片手にテント内をうろうろ。しかし座れそうな席は見当たらず。テント内では、想像以上に人が多くて、ライブ音楽にあわせて踊ったりしていて、雰囲気は最高なのになんだか、取り残された感があってちょっとテンションダウン・・・。

そろそろ、引き上げるかなっとおもってビール片手に記念写真をとっていたそのとき、その前の席のドイツ人のオッチャンが乾杯をしてきてくれて、ドイツ語でちょっと話をすると、なんだかやたらと喜んでくれ、ここで飲んでいけ!!っといってくれたのでなんとか席確保。オッチャン達はBayern訛のドイツ語だったので、ちょっと理解しにくいところもあったけど、なんとか色々会話ができ、さらに料理やらビールまでごちそうになっちゃいました。

そんなこんなで、時間はあっという間に過ぎ、移動の時間(イタリア行き。このことはまた後日)が迫ってきたので、オッチャンたちにさよならしてから、急いで駅へ。本当に楽しい時間を過ごせました。

でも、あのオッチャンに声を掛けてもらってなかったら、この楽しさも半減だっただろうな・・・。

教訓:お酒はやっぱりひとりよりみんなで飲むほうが絶対に楽しい!!次行く機会があれば、無理やりでも誰か一緒に連れて行こうと思いました。