2008-09-06

ケンチクレポート ソノ3

去年ケルンを訪れたときに、まだ工事中で入れなかった、Peter Zumthor設計のKolumba Kunstmuseum des Erzbistums Kölnにいってきました。

ここはもと聖コルンバ教会だった場所で、大戦で破壊された廃墟があったところらしいです。その下にはローマ時代の教会の遺跡もあったりするらしい・・・。そんな廃墟を一部残しつつその上にミュージアムを作ったものです。

左の写真は、その遺跡部分をブリッジから見学できる展示空間。ブロックの隙間からの柔らかい日差しが、非常に幻想的で美しい。




エントランスと中庭。
全体的にテクスチャを統一していて、非常にシンプルながら力強いデザイン。






ここからは、上部のミュージアム部分。読書室のマテリアルのチョイスが白一色の展示空間のなかでアクセントになっていて、なかなか落ち着く空間。また、扉の幅が壁厚と同じで全開に開いたら、壁厚の中に扉がキレイに納まるというディテイルに脱帽。



読書室内部。窓辺に腰掛けられるので、非常に気持ちのよい空間です。









大きな開口部からは、ケルン大聖堂が見渡せます。









そして、 ケルンに来たついでにRenzoPiano設計(たぶん・・・)のショッピングセンターも見てきました。Pianoらしい構造美にただただ感心。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

ズントーええですなー

EGO ROCK さんのコメント...

ええですよ。ぜひ見に来てください。