2008-08-23

ケンチクレポート ソノ1

ドイツに来てから、結構色々な建築を見て回ったので、今回は整理もかねて建築レポートです。っといっても、そんな専門的なコメントはできませんのであしからず。

建築会のノーベル賞ことプリツカー賞を取ったノーマンフォスター卿のドイツ連邦議会「Reichstag」のキューポラ。
2重螺旋構造のスロープで、上部のまでいって帰ってくることができます。スロープからの眺めは圧巻。


これの発展系がテムズ川沿いのロンドン市庁舎にも応用された?んだと思います・・・。たぶん・・・。

スロープの途中からの眺め。









実はこの建築、エントランスで手荷物検査がありますが入場無料です。でも、入場まで結構またされます。ちょっとした美術館とかよりおもしろいかも。(建築好きにとっては最高です)


Sauerbruch Hutton設計のPhotonics Center Berlin。

外壁の色使いで有名?なSauerbruch Huttonですが、平面的にも、この建物はアメーバ状をしていて、見ていてきれいですが、もうちょっと縦動線のおもしろさがあってもいいのでは。


2年前にベルリンを訪れたときに惜しいところまで行ったのに、たどり着けず。こっちに来てもう一度チャレンジしてそのときもダメで、3度目の正直で何とかたどり着けました。ちなみに中には入れませんでした・・・。残念。




Axel Schultes + Charlotte Frank設計のBaumschulenweg Crematoriumです。たぶん斎場です。

前回ベルリンを訪れたときには、到達難易度が高そうであきらめたんですが、今回行ってきました。



トップライトの取り方が幻想的で美しく、照明器具を使っていないにもかかわらず、程よい明るさがあり、斎場としての荘厳さだけでなく、やさしさも感じられ非常に洗練された空間でした。


構造的にも(詳しくはわかりませんが)一見してひとつのまとまりに見えますが、3つのブロックに別れていて、そのスキマをガラスでつなぐという、おもしろい構造をしてました。

なんとなく、安藤忠雄の光の協会を思いだしたのは僕だけでしょうか?







デコン建築の走り?のDaniel Libeskindのユダヤ博物館。

最初はただ単に奇をてらったデザインなだけだと思ってたんですが、中に入ってみると、空間構成の妙というか、非常に変化にとんだ空間のシーケンスが素晴らしい建築でした。

建築だけではなく、内部の展示もなかなかおもしろい展示方法で展示してあって、建築・内装がお互いのいいところを引き出しあっているような印象を受けました。


まだ、他にも色々みた、建築はあるんですが、今回はこの辺で。

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