2008-07-02

ケッショウ・ソシテ・マツリノアト

ちょっと、サッカーに夢中で更新が遅くなってしまいましたが、Euro2008が遂に終わってしまいました。
結果は、ご存知の通り、スペインの44年ぶりの優勝で幕を閉じました。

2年前のワールドカップといい今回のEuro2008といい、こんなビックな大会を身近で見れることなんてこれから先の人生でも、もうそうそうないだろうと思いBrandenburgerTorで開催されたパブリックビューイング(準決勝から開催)に行ってきました。 

準決勝のドイツ対トルコ戦のときは、この広場に50万人が集まったそうです。(知り合いづてに聞いたので正確な人数はわかりませんが・・・)。ベルリンにはトルコ人がたくさん住んでいて、トルコが1勝するたびに町中にトルコ人の車があふれて、夜通しクラクションが鳴り響く状態がこれまで続いていたので、ちょっと危険かな?っとおもって、トルコ対ドイツ戦のときは、友人宅で観戦。

でも、ドイツが決勝に進んだと言うことで、これはみておかないとと決心。、下見もかねてスペイン対ロシア戦のときにBrandenburgerTorのパブリックビューイングにいってみると、なかなかのお祭り状態。日本で言うなら縁日?見たいな感じで、BrandenburgerTorからおよそ2キロくらい?にわったって道路を歩行者天国(というか、決勝のときに確認したら、会場全体をフェンスで囲んでました)にして、その両サイドには屋台がずらり。また、500メートル間隔くらいで、ドデカいモニターが3台(決勝の時には4台)と、なんなら観覧車まで登場する始末。

スペイン対ロシア戦のときは、そこまで人はいなかった(っといってもかなりいたと思いますが)ので、これだけ広ければ少々大丈夫だろうと思って高をくくっていたら、ドイツ戦のときは、開始2時間前にいったのに、もう会場には入れず。(後で聞いた話では80万人近くいたらしいです)。しかも、かろうじてモニターが見える場所を確保するのがやっと。そんな状態で、試合がスタートすると、興奮したドイツ人たちが、いっせいに国旗を振り出す。すると、せっかく見えていた画面が、隠れてなかなか試合をちゃんとみることができない!

   
縁日状態のPublicViewing          決勝当日


タダでさえ、ドデカイドイツ人が多くて、そのスキマからなんとか見てたのに、これをされると、小さな僕にはどうすることもできず・・・。でも、あの盛り上がりの雰囲気はとてつもなく楽しく感じられたので、その場所を離れる気にもならなかったので、なんとか留まって試合を観戦。

結果は、フェルナンド・トーレスの1ゴール(完璧でした)でスペインが優勝。僕が応援していたオランダは、予選で圧倒的な強さを見せていたので、今回は・・・っと思っていたのに負けてしまったので、僕にとってはどっちでも良かったのですが、なんならドイツが勝ったほうが、ベルリンとしては盛り上がるかな?と思って、ドイツを応援していたので、ちょっと残念。
まあスペインのこれまでの勝ち上がり方をみてきたら、やっぱり今回はスペインが順当に優勝というところでしょうか?(でも、オランダ対スペインを見てみたかった・・・。なんでロシアなんかに!!)

試合後は、会場の封鎖も解かれたので、とりあえずBrandenburgerTorのところにある、メインステージのところまで行ってみることに。その途中、ドイツが負けたショックで、本当に大泣きしている大人や子供、試合内容に納得がいかず怒鳴り散らす人、ショックのあまり動けずひたすらうずくまってる人等いろんな人がいましたが、メインステージのところでは、DJの音楽にあわせて陽気に踊るドイツ人。

切り替えが早いのか、なんなのか良くわかりませんが、とりあえず楽しめたからいいということなんでしょうか?


メインステージ前で踊り狂う人たち

一通り雰囲気を楽しんで、人気も少なくなってきたので、家に帰ろうと思って歩いていると、モニターに「明日の2時にドイツチームがBrandenburgerTorにくる」っというインフォメーションがあったので、次の日も祭りが続くことを知ったので、翌日語学学校が終わると、猛ダッシュでBrandenburgerTorへ。

語学学校が終わるのが12時半だったので、前日の教訓から会場に入れるかという不安を抱きつつも、会場に来て見ると難なく入れた。ラッキーっと思ってメインステージの所に行ってみると、近くで見れる場所はもうすでになく、かなり遠巻きの場所でなんとか、ステージが直接見える場所を確保。
2時から始まるはずが、ドイツチームが現れたのが約3時過ぎ。でも、ドイツチームが現れると、前日のごとく、国旗やらポスターやらを頭上に掲げる人のせいで、ほとんど選手の顔は見れず。でも、たまにその興奮が鎮まったときに、ちらちらとでも直接見れただけでも、まだよかったです。

結局、なんだかんだでイベントが終わったのが4時過ぎ。朝から何も食べずに、しかも4時間近く発ちっぱなしは、さすがに疲れましたが、なんともいえない喪失感と、でもなんだかんだでかなりいい経験をできたという満足感の両方が入り混じった不思議な感覚と共にEuro2008関係のイベントはすべて終了。

まだBundesLigaも始まらないし、当分はサッカーなしの生活が再開しますが、いい経験をさせてもらった分、慎ましやかに謙虚に生きていこうとひそかに心にちかったのでした・・・。


お礼挨拶に訪れたドイツチームの皆様

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